かっぱ橋道具街を後にして、浅草のホステルへと向かいます。
今回の宿泊は Plat Hostel Keikyu Asakusa です。
こちらを選んだ第一の理由は、今回の旅の目的の「浅草演芸ホール」まで徒歩2分と近かったから。浅草演芸ホールで夜の部の落語を楽しむとホステルへ帰ってくるのは21時半頃、翌朝も早くから活動する予定なので、ぶっちゃけ寝るだけなんですよね。なので女性専用のドミトリーがあってお安いところを選びました。
こちらのホステルについては、別記事をあげましたので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
さてさて、ここから本日のメインイベントの会場である浅草演芸ホールに向かいます。
浅草演芸ホールは浅草唯一の落語定席とのこと。つまりは寄席でございます。私、実は落語が大好きなんですよね。いつもは地元で上方落語を聞いてるんですけど、江戸の落語ってのを聞いてやろうと思って、はるばる江戸まで来ちまったんでぃ。てやんでぇい。ちなみにこちらの二階は「東洋館」って言う漫才が中心の演芸場となってるらしい。漫才がお好きな方はお二階へどうぞ。
浅草演芸ホールでは、昼の部(11:40~16:30)と夜の部(16:40~21:00)があって、チケットは3,000円なり。通常の興行であれば、昼と夜の入れ替えがないそうで、つまりは3,000円で一日落語漬けとなる事が可能なのです。でも一日中座ってたら、さすがにお尻が痛くなるよね…と悩んでいたところに、メルカリで夜の部の招待券2枚で1,200円が出品されていたので、事前にゲットしておきました。こちらの招待券で今日明日と夜の部に入場いたします。
平日(火曜日)の夜の部ということもあるのか、お客さんの入りは3割といったところ。きっと私みたいに招待券で楽しんでいる人もいるはず。って事は興行収入としては知れてる。必要経費を考えると、この落語定席を維持するのは厳しいかも。いかーん!これでは次代の落語家が育たなーい!と、計算する関西人の私。えぇ、そんな私は招待券で入ってます。
落語の未来のために、ここで少しでもお金を落としていかなきゃ!と思い、中入り休憩時に売店で何か買おうと思ったのですが、売店が閉まってらぁ…。あぁ、関西の寄席でも同じだよね。寄席の売店での購入は、開始前が原則です。壁に貼られた看板猫のジロリくん(2023.8.3に引退)のポストカードを眺めながら、明日は買ってやるぞと心に誓いました。
落語のほうは、真打の三遊亭遊喜さんが、私の大好きな「紺屋高尾」ってネタをやってくれましてね。一途に恋する男とそれを受け止める花魁のお話でありんす。テンション上がりまくって終了となりました。明日も三遊亭遊喜さんがトリをつとめるようです。さぁて、何を聞かせてくれるのかワクワクです。
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